ブルーベリーの剪定の仕方

ブルーベリー剪定b

写真で分かりやすいように鉢植えで説明します。
品種はラビットアイ系のノビリスです。
まだ葉がついていてほとんど落葉してませんが冬季剪定です。この写真の撮影は2月です。

そもそもなぜ剪定が必要かというと、まず第一に、ブルーベリーはその樹体に比べて、実を成らせ過ぎてしまうのです。実が多すぎると実に養分をとられて樹体が弱ってしまいます。
家庭で育てているブルーベリーが、最初調子良かったのにだんだん傷んできたという場合、結構この問題が多いです。
なので実が出来る前に、出来れば花芽のうちに適正な量に減らしておく必要があります。

ブルーベリー剪定 透かしb
先ず、絡んでたり混みいってる枝を除去します。
ブルーベリー剪定 透かしa
バチン。

第2の理由としては、枝がからんだり葉が混みいってしまうと病害虫が発生したり、実を収穫しようとしても葉の影に隠れてしまって見つけられないという問題があります。
そこで、冬のうちにスッキリとした姿にしておく必要があるのです。

ブルーベリー剪定 小枝b
短い弱い枝もとります。
弱い枝はいい実がなりません。
特に樹冠の内部にあって実が成っても手を差し込むのが大変な位置の枝は全部とってしまいます。
ブルーベリー剪定 小枝a
パチン。

ブルーベリー剪定 中枝b.jpg
花芽の数を調整するために細くて長い枝を途中まで切り詰めます。
その際、葉芽の先で切ると、春に葉が展開して光合成して養分になるので、
なるべく花芽の先に葉芽を残します。
ブルーベリー剪定 中枝a
パチン。

ブルーベリー剪定 花芽むしりb
葉芽がない場合は、枝の花芽が3分の1以下になるところまで切り詰めて、葉芽を取り去っておくと、葉芽が出ることがあります。
ブルーベリー剪定 花芽むしりc
花芽をつまんで、
2ブルーベリー剪定 花芽むしりa
ポロっ。

ブルーベリー剪定 シュートb
花芽がほとんどついてないシュート、そのまま残してもいいのですが、来年の花芽があまり高い位置にならないように枝を切り詰めておきます。ほっておくと2メートル以上の背丈になります。あんまり実が頭上に成っても収穫が大変です。
ブルーベリー剪定 シュートc
この位置はかなり適当。ただし残した葉芽の向きに枝が伸びていくので、どっちの方向に枝を伸ばしたいかで方向を決めて、その方向に向いている葉芽の先で切ります。
ブルーベリー剪定 シュートa
パチン。

ブルーベリー剪定 a
以上で剪定作業完了です。

20130207 ブルーベリー剪定 切り枝
こちらは切り枝。
花芽を数えたら、切った方が約260個、
残した方が約120個でした。
だいたい3ぶんの1になりました。

元気な木でこのくらい。弱っている木はもっと花芽をとります。
なるべく早く大きくしたい苗木などは全ての花芽を取り去ります。

最後に、
剪定に使用したハサミは除菌アルコールなどで拭いて消毒しておきましょう。
これは枝が病気になっていた時に、次に剪定する木に移さないようにするためです。

(2013/02/07)

ブルーベリーの支柱

20120620 支柱 中株.jpg
ブルーベリーは根が細いので、強風に備えて支柱をします。
土はふかふかじゃないといけませんし、
結構大きな株に育った後も揺らすと根本からぐらぐらします。
いつもぐらぐらしてると木が痛んできます。
冬の剪定で大まかな枝の整理はしておくのですが、
新梢が伸びると枝が密集するところがでてきます。
実が成長してくると重みで垂れ下がって他の枝に被さったり、
地面でこすれたりする枝も増えてきます。
そこで、それらの枝をバランスよく配置しなおすことも必要です。
くくり方は、大元を固定して枝先にいくにしたがってゆるくするのがコツです。
まずしっかりした幹をなるべく株元でガッシリ固定、
その幹の先の方でも1,2箇所固定してブレるのを防ぎます。
まだ柔らかい幹と梢の間くらいの枝はややゆるめに縛ります。
垂れて地面につきそうな枝は引っ張り上げます。
20120620 支柱 大株.jpg
あんまりきつく縛り過ぎても、力が集中する支点になって
そこから先がポキっと折れてしまうことがあります。
どの枝をくくって、どの枝を風に揺れるにまかせるか。
加減が難しいところ。
とても全部の枝はくくりきれませんし…。
20120620 支柱 大株2.jpg
以前は造園用のシュロ縄を使っていましたが、
すぐに枝が太くなって、しばってある縄が食い込んでしまいます。
(枝と同じような色なので、どこをくくってあるのか
しっかり探さないと見逃してしまうのです)
現在は青いビニール紐(ハウスバンド)を使用しています。
これだと目立つので食い込み具合も点検しやすいです。
しっかり縛ったところは食い込んでしまわないように
だいたい1年以内には、くくり直す必要があります。
枝も更新するので、次回の剪定作業の時にほとんどを縛り直します。